【夜の果樹園アップルパイ】②プロジェクト順調に進行中!

夜のアップルパイプロジェクト

「フルーツをたっぷり使った、夜の果樹園オリジナルのスイーツを作りたい!」という実行委員長の熱い思いから始まったこのプロジェクト。初回の打ち合わせの後、いろいろ出たアイディアをまとめ、「パティスリー・サワダ」の澤田健さんが試行錯誤した結果、試作品第一弾が出来上がりました。
その試作品を作る過程に立ち会い、その誕生を見届ける機会に恵まれました。その幸せをみなさまにもおすそ分けしたいと思います。
お邪魔した工房は、バターや砂糖、お菓子が焼けるいい匂いで満たされていて、もうこれだけでも幸せな気分!
と、幸せに浸ってばかりもいられませんね。試作品のリポートを続けたいと思います。

さて、初回の打ち合わせのあと、澤田さんがこれだけは譲れないと考えたポイントは3つ。
1.パイ生地は、リンゴの美味しさを引き立てるために甘くしない。
2.半生ではなく、しっかりと火を通したものにしたい。
3.「折りパイ」ではなく「練りパイ」にしたい。
そこに「リンゴの食感や酸味を生かす」など、1回目の打ち合わせの内容を満たした「試作品第一弾」の製造がはじまりました。

「夜の果樹園アップルパイ」はすべて手作業で作ります。生地の練り上げやリンゴのスライスなど、ひとつひとつが澤田さんの手によって丁寧に仕上げられていきます。

夜のアップルパイプロジェクト
夜のアップルパイプロジェクト

その中で着目したのが、リンゴの皮。澤田さんが剥いた皮をボウルに入れているので、「何するんですか?」と聞くと、「これを煮出してリンゴの上に塗るんです。そうすると、リンゴの香りがするんですよ。」</br >
リンゴの皮をただ水に入れて煮ただけなのに、煮汁がきれいなピンク色になってリンゴのいい香りが工房を満たします。「焼いちゃうからこの色は関係ないんですけど、これを使うことによってリンゴの香りがパイに移るんですよ。」リンゴをとことん味わうための隠れたアクセントなんですね。

夜のアップルパイプロジェクト

スライスしたリンゴがキレイに盛り付けられたパイは、1時間ほどオーブンへ。いい香りが漂ってくる中、期待が高まってきます。

夜のアップルパイプロジェクト

まるでフランス菓子のようなツヤツヤのパイが出来上がってきました。さて、いよいよ試食タイム。</br >
とっても美味しい!というのが最初の感想でした。

夜のアップルパイプロジェクト

ここはフルーツ王国・福島、もう少し「フルーツたっぷり感」を出したほうがいいんじゃないか、それにはリンゴのスライスの厚さを変える?味のアクセントに何かを加えたほうがいいんじゃないか?もう少しボリュームがあったほうがいいんじゃないか、でもこのままでもお酒には合いそう。

夜のアップルパイプロジェクト

さまざまな感想や意見が出て、それは澤田さんの次回へ向けての宿題となりました。</br >
ですが、完成へ向けて一歩前進、「夜のアップルパイプロジェクト」は順調に進行中です。